【アメリカ】ドイツ銀行に対する議会の調査拡大、マネーロンダリング対策巡り
ドイツ銀行の米国部門が不正資金の重要ルートになった可能性があると報じられる中、同行に対する米議会の厳しい監視の動きが広がりを見せている。下院金融委員会の共和党トップ、パトリック・マクヘンリー議員も民主党議員らに続き、同行のマネーロンダリング(資金洗浄)対策に関して質問状を送付した。マクヘンリー議員は24日にドイツ銀のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)に宛てた書簡で、内部や第三者の調査により不正取引の隠ぺいが発覚した経緯について説明する文書の提供を要請した。