【大阪】府の小売物価統計で「調査した」と嘘の報告 44店舗過去の数値そのまま
消費者物価指数の根拠となる「小売物価統計」について、大阪府の調査員が実際には調査していないにもかかわらず、調査したとする嘘の報告をしていたことがわかりました。不適切な調査が行われていたのは消費者物価指数の基礎となる「小売物価統計」で、総務省から都道府県に委託されています。大阪府によりますと、枚方市内の店舗から「調査協力へのお礼の品が届いたが、調査員が来ていない」と府に連絡があり、府が確認したところ、統計調査員3人が毎月行う訪問調査を行わずに過去の数値をそのまま報告していました。