強制わいせつ罪に問われた男性(23)無罪 13歳の少女を胸をもんだか証明できない 大阪地裁
路上で当時13歳の少女の胸をもんだとして、強制わいせつ罪に問われた男性(23)に対し、大阪地裁(浅香竜太裁判長)は13日、「犯罪の証明がない」として無罪(求刑懲役1年6月)を言い渡した。浅香裁判長は「被害者が犯人の顔を見たのは瞬間的で、遠ざかっていく後ろ姿しか見ていない」と指摘。その上で、防犯カメラの映像を検討し、「被告が現場に到達する前に犯行が起きていた可能性を払拭(ふっしょく)できない」と判断した。