【理由はスペースや経済性】九州電力、玄海原発2号機 廃炉を決定
佐賀県の玄海原発2号機について九州電力は13日、廃炉とすることを決めたと発表しました。「玄海原子力発電所2号機の廃止を決定しました」(九州電力 池辺和弘 社長)
13日に廃炉が決まった玄海原発2号機をめぐっては、再来年3月に迎える原則40年の運転期限を前に存廃の判断が注目されていました。廃炉の理由について九電は、福島第一原発事故後の新規制基準に基づくテロ対策施設の建設スペースが確保できないことや、多額の安全対策費に見合う経済性がないことなどを挙げています。