【憲法は女性差別?】産休議員のネット投票は違憲か 憲法に「議事は出席議員の過半数で決する」
妊娠や出産で国会に出られない女性議員に採決時のインターネット投票を認めるかどうかを巡って、自民党で憲法論争が起きている。「議事は出席議員の過半数で決する」という憲法56条第2項を拡大解釈するかどうかが最大のポイント。推進派は今国会中の制度改正を目指すが、ハードルは高い。自民党の三原じゅん子女性局長は15日、議員活動と育児の両立を目指す「超党派ママパパ議員連盟」(会長・野田聖子衆院予算委員長)の会合で、ネット投票に関する論点整理を提示した。