【東京地裁】東京医科大、争う姿勢 不正入試の受験料返還訴訟
東京医科大、争う姿勢 不正入試の受験料返還訴訟2019年2月22日18時30分
東京医科大の不正入試問題で、NPO法人「消費者機構日本」(東京)が大学側に受験生が支払った受験料や宿泊費の返還を求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、東京地裁(前沢達朗裁判長)であった。今回の訴訟は、多くの消費者が共通の原因で被害を受けた場合、国認定の団体が被害者に代わって提訴できる「消費者裁判手続き特例法」が初めて利用されているが、大学側は「特例法の対象にならない」として争う姿勢を示した。