【生物】「ピューマは生態系のエンジニア」 ピューマの食べ残しに甲虫が215種も集まり生態系を構築 生態系におけるピューマの役割を解明
■2万4000匹の昆虫を採集、生態系におけるピューマの役割を解明ピューマが、大きなエルク(アメリカアカシカ)を仕留めた。そこは「死」の現場であると同時に、多様な生命を育む場にもなる。ピューマはおとなでも体重50キロほど。体重300キロにもなるエルクの肉をすべて平らげることなどできない。2018年11月に学術誌「Oecologia」に発表された研究によると、その食べ残しには、驚くほど多様な生物が集まってくるという。