【貝毒発生】海岸で採ったムラサキイガイ(ムール貝)から麻痺性の毒 大阪湾で80代夫婦が食中毒
今月16日、大阪湾で採ったムラサキイガイ(ムール貝)を茹でて食べた80代の夫婦が、直後から手や口のしびれ、めまいなどを訴えて医療機関を受診していたことが明らかになった。大阪府は「周辺海域で貝毒が発生している」として、アサリなどの二枚貝を採って食べないよう注意を呼びかけている。食中毒が発生したのは今月16日、和歌山県との県境に近い泉南郡岬町の深日(ふけ)港で近くに住む80代の夫婦が、自生していたムラサキイガイを採取し、自宅で茹でて夕飯で食べた直後、食中毒症状を発症。