【ロシア】日本の教科書を批判 北方領土「固有の領土」の記述に…「歴史を歪曲し、ロシア領土を不当に要求」
北方領土を日本の「固有の領土」と記述した学校教科書に、ロシアが批判を強めている。背景には平和条約交渉の進展を図る日本政府がロシアに配慮し、「固有の領土」「ロシアの不法占拠」とする従来の主張を封印していることとの矛盾がある。やり玉に挙げられたのは、2020年度から使用される小学校の社会科教科書。中学、高校で詳しく教えられていた領土問題を日本政府の方針で小学校でも取り上げ、北方領土を「固有の領土」と明記した。