【北方領土】日本の小学校教科書の北方領土表記にロシア外務省が反発。「第二次大戦の結果として広く認められた評価と矛盾するものだ」
文部科学省の新学習指導要領に基づき、来年4月から小学校で使われる全ての社会科教科書に北方領土や島根県の竹島、沖縄県の尖閣諸島が「日本固有の領土」と明記されたことについて、ロシア外務省のザハロワ報道官は4日、「ばかげている」と述べた。インタファクス通信が伝えた。ザハロワ氏は同日の会見で、「南クリール諸島(北方領土の露側呼称)は『古来日本に属している』などと、ばかげた記載のある教科書が日本の小学校で2020年から使われるということをロシアは注視している」と述べた。