【社会】神戸バス事故 目立ったブレーキ痕なし「信号の停止線までバスを発進させようとした後、ブレーキを踏んだがバスが急発進した」
兵庫・神戸、三宮の繁華街で、市営バスが歩行者8人をはね、2人が死亡した事故で、現場に目立ったブレーキ痕がなかったことがわかった。21日午後2時すぎ、JR三ノ宮駅前の横断歩道で、神戸市営バスが、8人の歩行者を相次いではね、大学生の柳井梨緒さん(20)と那須勇成さん(23)が死亡、6人が重軽傷を負った。警察は、運転手の大野二巳雄容疑者(64)を現行犯逮捕し、バスのドライブレコーダーを解析した結果、信号が赤信号だったことが映っていて、現場に目立ったブレーキ痕は残っていなかった。