【平成統計騒動】厚労省「賃金統計」来年からオンライン調査へ
厚生労働省の「賃金構造基本統計」が本来の調査員による調査ではなく、郵送調査で行われていた問題で、今年の調査では郵送調査を原則とすることが26日の総務省統計委員会で認められた。厚労省は来年の調査からインターネットを通じたオンライン調査に切り替える方針で、近く総務省に申請する。この統計は国の基幹統計の一つで、調査員が対象の事業所へ出向く決まりだが、厚労省は勝手に郵送調査に変えたうえ、本来は調査すべきバーやキャバレー、ナイトクラブを対象から勝手に外していた。