【食品添加物】誤解与える?「無添加」「不使用」強調…無添加と書きながら同じ効果がある別の添加物が使われているケースも
様々な加工品に用いられている食品添加物の表示のあり方に関する議論が、消費者庁の検討会で始まった。「無添加」「不使用」などを強調する表示の是非や、含まれている物質名を全て表記するべきかなど、年内にも見直しの方向性をまとめる方針だ。「『保存料無添加』と書きながら、同じ効果がある別の添加物が使われているケースがあり、表示への信頼が失われかねない」4月に初会合が開かれた消費者庁の「食品添加物表示制度に関する検討会」で、委員を務める全国消費生活相談員協会の坂田美陽子さんが訴えた。