【天文学】初期宇宙のブラックホールは超新星爆発を必要とせずに直接崩壊で誕生した可能性
カナダのウエスタン大学(ウエスタン・オンタリオ大学)は6月28日、初期の宇宙では恒星の超新星爆発を必要とせずに直接ブラックホールが形成されたとするShantanu Basu氏とArpan Das氏による研究結果を発表しました。今からおよそ130億年前(ビッグバンから8億年ほど)の初期宇宙を対象としたこれまでの観測では、強力な電磁波を発する「クエーサー」の存在などを通して、当時すでに超大質量ブラックホールが存在していたらしいことがわかっています。