【環境】気候変動は大規模植林で緩和できる、ただし米国と同じ面積の森が必要 研究
【7月5日 AFP】
大規模な植林によって気候変動を緩和できるとする研究結果が4日、米科学誌サイエンス(Science)電子版に発表された。ただし、効果を得るには米国の国土と同じ広さの土地を新たな森林で覆う必要があるという。スイス連邦工科大学チューリヒ校(ETH Zurich)の研究によると、米国と同じ面積を木々で覆えば、人間の活動に基づく二酸化炭素排出量の3分の2は吸収され、地球全体の大気中の二酸化炭素濃度を100年近く前の水準まで下げることが可能となる。