【ノルウェー】北極圏でトナカイ200頭餓死、気候変動の影響か
北極圏のノルウェー領スバルバル諸島(Svalbard Islands)でトナカイ約200頭が餓死しているのが見つかった。ノルウェー北極研究所(Norwegian Polar Institute)が29日、明らかにした。この異常な大量死を引き起こしたのは気候変動だと、北極研究所は指摘している。【関連写真】採取されるサンプル
北極研究所の研究者ら3人は、北極海に浮かぶスバルバル諸島に生息する野生のトナカイの年次個体数調査を実施中に、昨冬に餓死したとみられるトナカイの死骸約200体を発見した。