【富山】大型のイサキが大漁 富山湾で異変 漁業者も驚く
六月下旬に魚津市沖の定置網で、全長二〇~四〇センチの大型イサキが三桁に達するほど大量に取れ続けていたことが分かった。魚津水族館によると、リュウグウノツカイとアカナマダの確認ラッシュ、夏場のハリセンボン捕獲と並ぶ今年の富山湾の不思議の一つだ。イサキは背骨に平行な黄色のしま模様が体表にあるのが特徴。太平洋側では、釣りの対象としても食用としてもポピュラーな魚だが、日本海では珍しく、魚津港では年間を通じ、全長一〇~一五センチの小さい個体がたまに数匹、水揚げされる程度だった。