【奈良】市営住宅の居住者がブロック塀を無断設置、市が順次撤去 奈良市営住宅
昨年6月の大阪府北部地震で登校中の女児がブロック塀の下敷きなって死亡した事故を受け、直後に奈良市が実施した市営住宅のブロック塀の安全点検で、控え壁がないなど安全上の問題点が確認された計416カ所のうち、約30カ所のブロック塀は居住者が市に無断で設置していたことが20日、市への取材で分かった。2戸1棟の戸建て住宅に集中、現在は空き家となっており、平成30年度に市が6カ所で実施した解体撤去の経費約100万円は、全額市が負担した。