【東京高裁】浜松5人死傷、運転の中国人女性に逆転無罪判決 裁判長「事件当日は統失が悪化し心神喪失状態だった」
2019年8月29日 16時20分
産経新聞
浜松市の交差点で平成27年5月、信号無視した乗用車が突っ込み、1人が死亡し4人が軽傷を負った事故で、殺人などの罪に問われた中国籍の女性(36)=同市=の控訴審判決公判が29日、東京高裁で開かれた。朝山芳史裁判長は「事件当日は統合失調症の症状が悪化した状態にあった」として、完全責任能力を認めて懲役8年とした1審静岡地裁浜松支部の裁判員裁判判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。