【動物】北海道大学などが新種のクジラの存在を確認、「クロツチクジラ」と命名
国立科学博物館と北海道大学の研究グループが、新種のクジラ「クロツチクジラ」の存在を確認した。北海道の捕鯨関係者の間では、通常の「ツチクジラ」と比べて色が暗く小さい「クロツチ」あるいは「カラス」と呼ばれるものがいると言われていたが、その正体はこれまで科学的には明らかになっていなかった。今回、北海道大学の松石隆教授が主催する漂着鯨類調査グループ「ストランディングネットワーク北海道」(SNH)が収集した個体の調査・分析の結果、これまで認識されていなかった種の存在が明らかになった。