【兵庫】「強度上げながら執拗に…」妻殴り死なせた76歳男に懲役4年6月判決 「被害者に苦しみの理解を求めていた考慮すべき事情」
同居の妻を殴って死なせたとして、傷害致死罪に問われた兵庫県たつの市の無職の男(76)に対する裁判員裁判の判決公判が19日、神戸地裁姫路支部であり、渡部五郎裁判長は懲役4年6月(求刑懲役7年)を言い渡した。判決によると、男は昨年9月5日午前11時半ごろから午後0時20分ごろまでの間、自宅で妻=当時(72)=の顔を数回殴り、背後から両手で押して床に転倒させた上、木製の孫の手で多数回殴るなどし、搬送先の病院で急性失血により死亡させた。