【名古屋高裁】泣き止まない三つ子次男、畳にたたきつけ死なす、2審も母親に実刑
愛知県豊田市で昨年1月、生後11か月の三つ子の次男に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死罪に問われた松下園理(えり)被告(31)の控訴審判決が24日、名古屋高裁であった。高橋徹裁判長は、懲役3年6月の実刑とした1審・名古屋地裁岡崎支部の裁判員裁判の判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。1審判決によると、松下被告は昨年1月11日夜、三つ子の次男が泣きやまないことにいらだち、畳にたたきつけて頭の骨を折るなどのけがを負わせ、同26日に死亡させた。