【長崎】「人事が不安で」…同僚61人のIDで情報盗み見た疑い 50代職員を書類送検 パスワード初期設定はIDと同じ職員番号
長崎県庁のサーバーに同僚61人のIDとパスワード(PW)を無断で使用し不正に侵入したとして、県警は26日午前、50代の県職員の男性を不正アクセス禁止法違反の疑いで長崎地検に書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。「人事が不安で、異動先の情報などを知りたかった」と容疑を認めているという。捜査関係者によると、男性は2017年1月~19年2月、県庁の業務用パソコンから、61人分の職員のIDとPWを無断で使い、計324回、県のサーバーにアクセスした疑いがある。