【国語世論調査】「きずな」より「絆」…9割が漢字表記好む 東日本大震災で広まる 文化庁「多数の人が読み、書ける字になった」
文化庁が29日に公表した2018年度国語に関する世論調査の結果では、常用漢字表にない字をどう感じているかを聞いている。「絆を深める」という表現では、9割が「絆」を漢字単独で表記するのが良いと答え、「きずな」と仮名文字にしたり、漢字に振り仮名を付けたりして使うのが良いとした人を大きく上回った。文化庁の担当者は「絆は東日本大震災で広まり、多数の人が読み、書ける字になったのではないか」と話している。