【新幹線】新鳥栖-武雄温泉間は「未整備区間」にあらず…佐賀県知事が九州新幹線西九州ルートの「フル規格ありき」を改めて牽制
佐賀県の山口祥義(やまぐちよしのり)知事は11月19日に開催された定例会見で、整備方針を巡って紛糾している九州新幹線西九州ルート新鳥栖~武雄温泉間について記者の質問に答えた九州新幹線西九州ルートは、武雄温泉~長崎間が2022年度中の開業を目指してフル規格で工事が進められているが、残る、在来線での整備とされていた新鳥栖~武雄温泉間については、8月27日に与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチームが、フリーゲージトレインの開発断念を受けて、フル規格による整備方針を国土交通省へ求めることを確認したことに、佐賀県が反発している。