弘大学付属病院が298万円で障害児が転院する際に情報を他の病院等と共有するシステム整備するも一度も使わず契約解除 金返せ、と青森県
弘大に助成金返還要請協議へ
弘前大学の付属病院が、県からの助成金298万円を使って新たなシステムを整備したのに、一度も利用しないまま契約を解除していたことが会計検査院の検査で明らかになり、県は、全額の返還を求める方向で病院と協議を進めることにしています。会計検査院の調べによりますと、弘前大学の付属病院は、障害のある子どもが転院する際、通院歴などの情報をほかの病院や療育施設と共有するためのシステムの整備に、県が交付した助成金298万円を使い、平成26年3月までに整備を終えました。