【医療】本人の細胞をバイオ3Dプリンターで作った人工血管、世界初の患者移植へ 佐賀大学など
佐賀大学医学部の中山功一教授、伊藤学助教と再生医療製品製造のサイフューズは、独自に開発したバイオ3Dプリンターで作製した細胞製人工血管を患者へ移植する臨床研究を始める。患者本人の細胞だけで作った人工血管は世界初という。佐賀大学によると、中山教授らは腎不全による人工透析患者3人の脚の付け根から採取した皮膚の細胞から長さ5センチ、内径5ミリの人工血管を、京都府立医科大学などの協力を得てバイオ3Dプリンターで作製した。