【大阪】覚醒剤使用、容疑の女性に無罪 大阪高裁「虚偽自白の可能性」
覚醒剤使用、女性に無罪 高裁「虚偽自白の可能性」大阪市内の自宅で覚醒剤を使用したとして覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた女性被告(34)の控訴審判決で大阪高裁(岩倉広修裁判長)は26日、自白が虚偽の可能性があるとして、懲役1年6月とした一審・大阪地裁判決を破棄し、無罪を言い渡した。弁護側は控訴審で、覚醒剤の使用を認めた一審段階の自白は、保釈を得るために当時の弁護人の助言に従ったからで、実際は他人に無理やり覚醒剤を注射されたと主張した。