【45人殺傷事件】聖植松被告(29)無罪主張「心神喪失状態」公判では被害者の氏名は伏せて審理
相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者ら45人が殺傷された事件の裁判員裁判で、殺人罪などで起訴された元施設職員、植松聖被告(29)の弁護側が、薬物性精神障害による心神喪失状態だったとして無罪主張することが13日、関係者への取材で分かった。横浜地裁(青沼潔裁判長)は同日、公判前整理手続きが終了し、20年1月に始まる公判では、刑事責任能力の有無や程度が争点となると明らかにした。