【外交文書公開】ソ連側から北方領土解決模索も…中曽根氏と会談、ゴルバチョフ氏「何か考えを出す」 1988年
■ゴルバチョフ氏、領土解決を模索 88年時点、中曽根氏との会談で―外交文書公開外務省は25日、1980年代後半までの外交文書ファイル15冊を公開した。それによると、冷戦時代の88年7月に前首相だった中曽根康弘氏がソ連との関係融和を図ろうとモスクワを訪問した際、会談したゴルバチョフ共産党書記長が北方領土問題に関し「何とか何かを考え出さねばならない」と、問題解決を模索する考えを示していたことが分かった。