【古生物】最古の「子守り」か? 3億年前の新種化石を発見 子どもを尾で守るトカゲ風の生物、太古の哺乳類の祖先か
■子どもを尾で守るトカゲ風の生物、太古の哺乳類の祖先かカナダ東部、ノバスコシア州のケープブレトン島。今は典型的な北方林が広がるこの島は、3億6000万年前から3億年前ごろの石炭紀と呼ばれる時代、太古の巨大植物が茂る亜熱帯の湿地だった。(参考記事:「3億年前の大型ヤスデの化石、おそらく新種」)化石になって残るそれらの幹や根の中からは、当時このあたりに生息していた動物の化石が数多く見つかっている。