【社会】ひきこもりを無理やり連れ出す「引き出し屋」 監禁した上に高額な費用を請求 悪質で暴力的な手口
「ひきこもり」の我が子を何とかしたい。そんな不安や焦りが新たな問題を招いている。ジャーナリストの池上正樹氏は「藁にもすがりたい親や家族を狙う『引き出し屋』が跋扈(ばっこ)している。テレビなどで取り上げられているが、数百万円の費用を請求するなど実態は悪質なものが多い」という――。■「暴力的支援」業者に子どもを託す親
公的な支援を頼ることができないとわかり、早くどうにかしなければと焦った「ひきこもり」当事者家族が、いわゆる「暴力的支援」とされる業者に依頼をしてしまうケースが続出している。