【相模原殺傷】植松被告「意思疎通できない人間は安楽死させるべきという考えが働く中で生じた」 トランプ氏の排他主義も影響

相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、利用者ら45人を殺傷したとして殺人罪などに問われた元同園職員の植松聖(さとし)被告(30)は24日、横浜地裁(青沼潔裁判長)の裁判員裁判で「自分には責任能力がある」と述べ、刑事責任能力がなかったとして無罪を訴える弁護人の主張を明確に否定した。被告は法廷で障害者に対する差別的な発言を続け、そうした考えは園で働く中で生じたと答えた。