【国の天然記念物】うずくまっているところ保護も死亡 「イヌワシ」幼鳥を?製に 伊吹山で15年ぶり誕生確認の個体
滋賀県米原市は、国の天然記念物イヌワシの幼鳥の?製の作製を進めている。昨年7月に伊吹山で衰弱しているのが見つかり保護したが、2日後に死んだ。幼鳥の?製は全国的に珍しいという。今年3月末までに完成させ、伊吹山文化資料館(米原市春照)で展示する。イヌワシの全国の推定個体は約500羽。伊吹山には現在、雌雄1組が生息しているがほとんど繁殖に成功しておらず、昨年、約15年ぶりに誕生が確認されたのが今回の幼鳥だった。