【裁判】「安倍辞めろ!」で警察に排除された31歳男性「組織的な思想弾圧」と主張 北海道は請求棄却求める
遊説中の安倍首相にヤジを飛ばした際に警察官に排除され、表現の自由を侵害されたとして、男性が北海道に損害賠償を求めた裁判の初弁論が2020年1月31日、札幌地方裁判所で開かれました。原告側は、「組織的な思想弾圧で、深刻な人権侵害だ」などと訴えました。この裁判は、原告で札幌市内に住む31歳の男性が去年7月、街頭演説中の安倍首相にヤジを飛ばした際、警察官に排除されたことは表現の自由の侵害だなどとして、北海道に対し330万円の損害賠償を求めたものです。