【東京】都心1月オフィス空室1.53% 02年以降の最低更新続く
オフィス仲介大手の三鬼商事が6日発表した1月末時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス平均空室率は前月比0.02ポイント低下し、1.53%だった。港区などの大型新築ビルが満室で稼働したことが要因で、月次データの公表を始めた2002年1月以降での最低を前月に続いて更新した。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に関し、担当者は「世界経済が混乱し企業業績が不振に陥らない限り、空室率へ影響はないだろう」との見方を示した。