【石川】スルメイカ大和堆回遊の群れ激減
北朝鮮や中国の違法操業などの影響で深刻な不漁となっているスルメイカについて、去年、能登半島沖の大和碓を回遊する群れが激減したことがわかりました。これは能登町小木で開かれた漁業者との意見交換会で、国の研究機関、日本海区水産研究所の川端淳・資源管理部長が明らかにしました。このなかで、日本海を回遊するスルメイカについて、過去40年にわたり主要ルートだった、能登半島沖の大和堆を通る群れが去年は激減し、ほとんどの群れが日本列島沿岸や朝鮮半島沿岸を回遊したと報告しました。