【ほっそり】スルメイカ小型化進む 1978年以降最少 2002年の305グラムからほぼ半減 石川県水産総合センター
日本海で漁獲されるスルメイカの小型化が進み、2019年の調査では脚を除く平均体長が19・82センチと記録が残る1978年以降、最小だったことが石川県水産総合センター(能登町)の調べで分かった。平均体重も162グラムと前年の約6割となり、魚体の小型化が漁獲量の低迷につながっていると指摘した。17日に能登町の県漁協小木支所で開かれた漁業関係者との意見交換会で、同センターの四方崇文研究主幹が報告した。