【鉄道】近江鉄道存続へ地元連携、500円で「全線乗り放題切符」20年秋発行へ
滋賀県東近江市は近江鉄道と連携して、今秋の1カ月間、終日乗り放題できるワンコインの特別切符の発行に初めて乗り出す。乗客数の減少などで鉄道事業の赤字が続き、県や沿線市町などが同鉄道線の存続問題を議論している中、沿線住民や観光客の利用促進を目指す。運賃の値下げによる利用者数への効果も調べる。発行するのは、月~木曜に八日市―近江八幡駅間で終日自由に乗降できる切符(両駅で販売)と、金~日曜と祝日に鉄道全線で利用できる切符(有人駅で販売)。