【兵庫】「この歴史、後世に」 鉱山事故で犠牲の朝鮮人を慰霊 歴史伝える銘板も設置 丹波篠山「鳥山鉱山」落盤事故
歴史を伝える銘板も披露された
昭和23年(1948)に起きた落盤事故で亡くなった朝鮮人とみられる3人の慰霊碑がある兵庫県丹波篠山市福井の豊林寺で事故発生日の3日、慰霊祭と歴史を伝える銘板のお披露目会が開かれた。静かな境内に読経の声が響き始めると雨が降り始め、同寺の北野諦圓住職(47)は、「法要の時に雨が降るのは相手に思いが伝わっている証拠ともされる」と言い、「この歴史を後世に伝えていきたい」と話していた。