「イブプロフェンで悪化」「エアロゾル=空気感染」は誤り!? 新型コロナめぐる“真偽不明”情報に注意
欧米諸国で急速な広がり見せている新型コロナウイルス。それと比例するかのように流れる大量の情報が、人々を混乱させている。先週末には、フランスのオリヴィエ・ヴェラン厚生大臣の「感染者が(イブプロフェン、コルチゾンなどの)抗炎症薬を服用すると感染を悪化させる要因になる可能性がある。熱がある場合は、アセトアミノフェンを服用してください」というツイートに疑問の声が上がり、ウィーン大学がこの内容を否定、ドイツ連邦保健省も“情報はフェイクだ”と注意喚起している。