イスラム教集会で集団感染…マレーシア全感染者の6割超に イベント参加者16,000人 帰国者が各国に拡散
東南アジアのマレーシアで新型コロナウイルス感染者数の急増が止まらない。3月20日には新たに130人増えて、ついに1000人を突破した。感染者の半数以上は首都クアラルンプールのモスク(イスラム教礼拝所)で行われたイスラム教のイベントが原因だった。多くの外国人や不法移民が参加していたため、当局による追跡も難航している
マレーシア“封鎖”直後の3月19日、FNNのカメラマンが集団感染の現場となったモスクを訪れると、宗教団体の広大な敷地は完全に封鎖されていた。