中国の「マスク外交」、新型ウイルス流行めぐる批判かわす狙いか?
【3月22日 AFP】数百万枚のマスクや低金利融資の提供、医療チームの派遣──中国政府は新型コロナウイルス流行の初期対応に不手際があったとする批判をかわし、「善きサマリア人」になろうとしている。
中国は苦境にあえぐ欧州各国に対し、「ほほ笑み外交」の一環として大規模な支援を提供。ここ数週間はフィリピンやパキスタンに大量のマスクや検査キットを寄付し、イランやイラクに医療チームを派遣、スリランカには新型ウイルス対策費として5億ドル(約550億円)を融資した。