「京大在学中に学生運動で放学処分」隠し免職、京都府の処分取り消し 京都地裁
京都大在学中に学生運動に関わり放学処分を受けていたことを隠していたとして、京都府から分限免職処分を受けた元府職員の男性(29)が、府の処分の取り消しを求めた訴訟で、京都地裁(藤田昌宏裁判長)は24日、「裁量権の行使を誤った違法がある」として処分取り消しを命じた。判決によると、男性は京大在学中の2015年10月、キャンパス内の建物をバリケードで封鎖し授業を妨害する学生運動に関わったとして、16年に大学から無期停学処分を受けた。