いま病院が危ない! 感染症病床は20年前の約半分に、厚労省は問題を事実上放置
勢いが止まらない新型コロナウイルス。感染症に対応できる病床の不足など、医療の弱点が浮かび上がってきた。現場の医師や看護師は奮闘しているが、人手不足は深刻だ。弱点を指摘されても厚生労働省が事実上放置してきたことなど、国の問題も発覚している。いま病院が危ない。【コロナショックを乗り切る!私たちができる自衛術とは】* * *
「まだ調査の途中でまとまっておりません」
厚労省の宮嵜(みやざき)雅則健康局長は3月3日の参院予算委員会で、小池晃参院議員(共産党)の質問にこう答えた。