欧州で広がる「感染防止にスマホ位置情報やアプリ」「デジタル監視」懸念も広がる-毎日新聞
新型コロナウイルスの感染が広がる欧州では、感染防止を目的としたスマートフォンの位置情報の活用や専用アプリの開発が進む。感染の動向を把握し、平常の生活に戻るまでの出口戦略の一環と位置付けられているが、政府によるデジタル監視の常態化につながりかねないと懸念も広がる。欧州メディアによると、ドイツ、イタリア、ベルギー、オーストリアなどでは、新型コロナの感染が広がった3月以降、政府が携帯電話会社から匿名化された利用者の位置情報の提供を受けている。