【大阪】「四天王寺」が閉堂へ 新型コロナで10日から「戦後では初の事態」
庶民信仰の寺として多くの参拝者が訪れる四天王寺(大阪市天王寺区)は7日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため10日から全てのお堂を閉めると発表した。期間は未定。境内には入れるが、金堂の拝観やお堂での先祖供養などの申し込みはできなくなる。同寺は「少なくとも戦後では初めての事態」としている。同寺は3月以降、密閉空間となる五重塔や休憩所などを閉鎖し、六時礼讃(ろくじらいさん)堂などでの供養の参拝も堂外からに限るなど対策を進めていた。