【裁判】「緊急性低い裁判は原則延期」 初公判先送り相次ぐ 認知症被告事件で懸念の声も
「緊急性低い裁判は原則延期」 初公判先送り相次ぐ 認知症被告事件で懸念の声も
新型コロナウイルスは、裁判にも大きな影響を及ぼしている。大阪地裁などは8日、緊急性の低い裁判を原則延期すると発表。裁判員の選任手続きで多くの市民が集まる裁判員裁判では3月以降、初公判の先送りが既に相次いでいる。収束の見通しが立たない中、認知症を患う被告の弁護人からは「事件に関する被告の記憶が揺らいでしまわないか不安だ」などと懸念の声も上がっている。