最悪シナリオの米失業率20%超が現実的に-月内到達との見方も
16日発表の新規失業保険申請件数は550万件前後の見通し先週までの4週間で米労働人口の約8分の1が失業申請か最悪の場合のシナリオとして示されていた米失業率20%が現実味を帯びつつある。一部のエコノミストは、月内にも大幅に上昇して20%に達するとみており、20%を超えて進む恐れもある。16日に発表される先週の新規失業保険申請件数は550万件前後と見込まれており、先週までの4週間の合計は約2200万件を超えて米労働人口の約8分の1に達し、直近のリセッション(景気後退)以降の増加分が失われる見通しだ。