【新型コロナ治療薬】塩野義製薬「ヒット化合物」同定…2020年度内の臨床試験の開始を目指す方針
塩野義製薬は北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターとの共同研究で、新型コロナウイルス株を用いて有効な化合物を見つけるスクリーングを実施し、ウイルス活性を抑える複数の「ヒット化合物」を同定したことを14日明らかにした。新型コロナウイルス感染症に対する治療薬として実用化することを目指し開発を進める。同社は、感染症を重点領域の1つに位置付けており、これまでも季節性のコロナウイルスに対する創薬研究などを実施してきた。